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消化管内視鏡生検(バイオプシー検査)
消化管内視鏡生検(バイオプシー検査)とは、内視鏡を使った組織生検です。
内視鏡を使って腸管(消化管)を観察するだけでなく、生検鉗子と呼ばれる器具で腸の粘膜を採取して、詳しく調べることができます。
腫瘤など体表に発生した病変は、比較的簡単に検査することができますが、内臓の病気を正確に診断するには、その組織を採取しなければいけません。
通常の組織生検では開腹が必要になることがありますが、内視鏡を使用することで、開腹なしに組織を採取することができます。
当然、開腹した場合と比べて、動物への負担は少なくなります。
消化管内視鏡生検(バイオプシー検査)を行うケース
次のような症状がある場合、消化管に異常がないか確認するために、組織生検を行います。
- 慢性的な嘔吐
- 下痢が続く
- 血便を繰り返す
など
消化管内視鏡生検(バイオプシー検査)で発見できる病気
組織生検を行うことで、次のような病気の発見に繋がります。
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 炎症性腸疾患
- リンパ管拡張症
- 炎症性直腸ポリープ
- 胃がん
など